年収350万円の手取りは約278万円。これで家を買って家族を養える?

年収350万円で家を買い、家族と幸せに生活することはできるのでしょうか?手取りはいくらでしょうか?

2019年1月時点で、厚生労働省の国民生活基礎調査の最新結果が2016年の調査結果になっており、その調査の結果によると、2016年の1世帯当たり平均所得金額は、「全世帯」が560万2000円、「高齢者世帯」が318万6000円、「児童のいる世帯」が739万8000円となっています。

(2015年のデータは、全世帯の平均所得金額は545万8000円となっていました。前年より14万8000円アップしていますね。)

この結果から言えば、年収350万円は低収入に分類されます。そのため車や住宅のローンも組めないのでは?結婚しても子どもを育てるのは無理?と考えてしまいます。

でも安心してください。たしかに贅沢はできないですが、それでも結婚して子どもを育てたり、住宅ローンを組んだりすることはできます。

 

年収350万円でも条件次第で2200万円の住宅ローンが組める

「年収350万でも住宅ローン組めるの?」と不思議に思われたかもしれません。どういう生活をすればそんなことが可能なのか、詳しくお伝えしていきます。

まず考えることは手取り年収と手取り月収です。

一般的に「年収」は、税引き前の総支給額を指します。そこから社会保険料や源泉徴収、その他住民税や積立金などの控除を引かれて残った金額が「手取り」となります。

年収350万円の場合、社会保険料が年間50万円程度、所得税が7万円程度、住民税が15万円程度かかり、手取りでは約278万円です。
社会保険料は会社で加入している健康保険組合の種類や都道府県、年度によって異なるのでばらつきがあります。

月の手取りにするとだいたい23万円です。
おそらく今のあなたの手取りとも大きくずれてないはずです。だからこそ、この手取りで住宅ローンや子どもを育てることは無理だと思われるかもしれません。

論より証拠。それでは実際に、世帯年収350万円で住宅ローンを組んでいる方の家計簿をご覧ください。

 

【年収350万 夫婦(子どもなし)】

項目金額
住居費(住宅ローンの返済含む)73,000円
水道光熱費12,000円
通信費12,000円
食費40,000円
保険料4,000円
被服費8,000円
美容費6,000円
交通費5,000円
交際費10,000円
医療費3,000円
その他・小遣い30,000円
貯金25,000円
合計228,000円

 

世帯年収350万円で2200万円の新築マンションを購入しました。しかも頭金はなしです。

年収が低い場合、ローンの審査が通るかが一番の心配だと思います。
年収350万円に対して2200万円の住宅ローンも一見無謀に思えますが、この家庭では諸費用分を一括で支払うことで審査を通過しました。

住宅ローンを支払いながら、貯金も25,000円程度ですが出来ています。

夫婦ともに特別な趣味もなく、今後子どもを作る予定もなければ、世帯年収350万円でも苦しまず生活は送れます。
半年に一度くらいは雰囲気のいいレストランに2人で外食するくらいの余裕もあるでしょう。

ただし、今後もあなたの年収が350万円からほとんど上がる見込みがなければ注意が必要です。

30代で年収350万円、10年後の昇給率120%、技術発展も追いかけてきています。

30代で年収が350万円程度の場合、同じ会社に勤め続けたとしても残念ながら大きく年収が上がるという見込みは薄いです。
会社の先輩達を見ていると自分の将来が見えてくるとはよく言いますが、いかがでしょう。

先輩や上司を見ていて明るい未来が見えますか。

中小企業の10年後の昇給率は一般的に120%とされています。
年収が20%増えて420万円になったとしても所得税や住民税の税率が上がってしまいますから、実質20%も増えません。

さらに定期昇給も会社の業績が安定的に上がり続けていて初めて期待できるものです。
今は技術発展が急速に進んでいるのは日常生活でも実感できていると思います。

数年前までは誰も使っていなかったスマートフォンがほとんどの人たちに普及して、その機能は携帯電話というよりもパソコンに近づいています。
さらにカメラもデジカメが不要になるくらいきれいな画質で取れるようになっています。

今後はVR(仮想現実)やAI(人工知能)の技術が進むことが予想されます。
車の自動運転技術が進めば、今は日本のトップ企業といえるトヨタで働いていたとしても危ないかもしれません。

来年の3月には、就職ランキングの高いパナソニックでもデジタルカメラや光ディスクなどの不採算事業ではリストラに踏み切る意向であると2017年3月の日経新聞で記事になっていました。

大企業ですらそのような状況になっているわけですから、中小企業ならなおさらです。給料が上がらないだけではなく、減給・リストラの可能性も高まります。

特に専門的なスキルを持っていない場合、転職先を見つけるのも一苦労です。
リストラされるタイミングというのは、求職者の数も一気に増えます。
通常よりも倍率が上がるので、仮に転職先があったとしても前職より条件が悪くなってしまうことも十分に考えられます。

しかも少子高齢社会による社会保障費の増大に伴って、税金が上がっていくはずです。
消費税も間もなく10%になるでしょう。さらに年金も当てになりません。

今は受給年齢が65歳となっていますが、財源確保が難しくなっているため、30代・40代の人が年金をもらうようになるころには受給年齢が70歳まで引き上げられるということも過剰な心配とは言い切れません。

人生の良し悪しは全てお金で決まるというわけではないですが、お金があれば選択肢が広がるのも事実です。美味しい食事を食べに行けたり、家族で旅行に出かけたり、趣味にお金を費やしたり、どれも余裕に使えるお金がなければできません。

今は年収350万円で暮らせていたとしても、今後子どもが産まれたり、親の介護が始まったりすると、一気に生活が厳しくなります。
先のことを考えれば、すぐにでも年収アップのために動く必要があります。

 

転職しても年収ダウンのリスクあり!年収を上げるために大切なこと

実際のところ、年収を上げる方法はたくさんあります。
専業主婦の奥さんがいるなら、もっとも簡単な方法は奥さんに働きに出てもらうことです。

もちろんこの記事の最初の方で見てもらったように、年収350万円でも奥さんを養って生活していくことはできます。
ですが、そうなるとあまり贅沢はできず、かなり大変です。そして子どもが生まれると相当切り詰めて生活することになるでしょう。

特別な事情がないのであれば、共働きにして世帯年収を上げるようにするのが得策です。
ただ今後、子どもを産む予定があれば、産休に入ってから数年間は奥さんの収入はゼロになる気持ちでいてください。

そのため結局は、自分自身の年収を上げることが一番の解決策です。

30代、今から大きく年収を上げようとするなら、その方法は大きく転職、副業の2つになります。

今の会社の給料が自分自身の働きに見合ってないと思われるなら、転職活動をしてみてください。
転職サイトのDODAによれば、30代後半の平均アップ額は約60万円です。
30代で年収420万円になれば奥さんと子どもを養っても生活できるようになるでしょう。

ただ、転職すれば必ず年収がアップするわけではありません。
現職よりも高い給料がもらえる理由は転職先に認めてもらうアピール力と交渉力が求められます。

そして転職の他にも年収を上げるなら副業を始めるという選択肢もあります。
副業禁止の会社が多かったですが、国が主体となって働き方改革を進めています。
その中で副業・兼業を推進していく動きが生まれています。最近はソフトバンクが11月から社員の副業を認めたことがニュースになっていました。

この先、副業を認める会社が増えていくでしょうから、年収アップのために副業を始めるというのも現実的です。

転職するにしろ、副業を始めるにしろ、どちらも年収を上げる手段としてはおすすめです。

しかし、転職して年収が下がるなる労働時間が大幅に増えるなり、労働環境が悪化する人も当然ですがあること、副業を始めても稼げる人は一部であることを考えると、何も考えずに取り組むと望んだ結果を得られないことは目に見えています。

年収を上げることに成功した人は成り行きに任せたわけではありません。
どうすれば年収を上げられるか考えて行動してきた人です。

そして会社の定期昇給という一般的な年収アップとは違う道を通るのですから、普通の考え方・行動をしていてはまず実現できません。

ではどうすればいいのか。その近道は、同じように少ない年収から大きく年収アップした人を真似することです。
「自由人の条件」という本はサラリーマンだった著者が月収2000万円を稼ぐまでになった考え方や行動が書かれたものです。

普通では考えられない結果を出している人から学ぶことは、あなたの今後の人生を考えるうえで非常に参考になります。
今の年収に満足できず、年収アップのために今から動き出したいと思っているならぜひ一度ご覧ください。

電子書籍なのでスマホでもパソコンでも読むことができます。

 

 

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