起業家になるには何が必要なのか日本の二人の起業家から学ぶ

アップル社のスティーブ・ジョブズもマイクロソフトのビル・ゲイツも、大学に在学中に起業し大成功を収めています。スティーブ・ジョブズは自宅のガレージで初期のコンピュータ「AppleI」を開発し、その後に「AppleII」の成功でアップル社はシリコンバレーを代表する企業になっています。
スティーブ・ジョブズ自身も1980年にアップル社を上場し2億ドルの創業者利益を手にし、25歳の時にアメリカの経済誌「フォーブス」の世界長者番付に登場しています。
27歳の時にはアメリカのタイム誌の表紙を飾り1985年にアップルから追放された後も、ルーカスフィルムのコンピュータ・アニメーション部門を買収しピクサー・アニメーション・スタジオを設立しています。
マイクロソフトのビル・ゲイツも起業家と呼ぶに相応しい人物で、ハーバード大学を休学し現在のマイクロソフト社を創業しています。
ビル・ゲイツもスティーブ・ジョブズと同様にフォーブスの世界長者番付に登場していますが、何と1994年から2006年までの13年間は連続で、世界一のお金持ちに選ばれています。
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツに次ぐ起業家と言えばフェイスブックの創業者のマーク・ザッカーバーグで、ハーバード大学に在学中に現在のSNSサイト「Facebook」を立ち上げています。
マーク・ザッカーバーグも25歳の時に資産約40億ドルで、フォーブスの「世界で最も若い10人の億万長者」の第1位に選ばれいます。
2011年の3月にはフォーブスの世界長者番付に資産約135億ドルで52位に選ばれ、同年の9月に発表されたフォーブスのアメリカ長者番付では資産約175億ドルで14位にランクインしています。
この3人の起業家の他にも将来のスティーブ・ジョブズやビル・ゲイツや、マーク・ザッカーバーグを目指す起業家がたくさんいるはずです。
そこで今回は起業家になるには、どうようにすれば良いのかを詳しく検証してみます。

メルカリの創業者山田進太郎氏の起業家としての軌跡

フリマアプリ「メルカリ」のことは知らなくても、コマーシャルで「メルカリ」のことを耳にした方も多いかもしれません。
フリマアプリ「メルカリ」のサービスを運営している株式会社メルカリの創業者が同社の社長の山田進太郎氏で、メルカリは2013年2月1日に設立されたばかりのまだ新しい会社です。
フリマアプリとはスマートフォンで使うアプリのことで、簡単に言えばウェブ上で行うフリーマーケットのことです。
従来のネットオークションは売りたい人が最初に設定した金額を、オークション形式で購入希望金額を入札し1番高い金額を入札した人が購入できます。
それに対してメルカリは出品者の希望する金額で購入できる点が、従来のネットオークションとは最も異なる点です。
それとネットオークションの場合は出品者と落札者で連絡を取り合い代金に支払いを決めますが、メルカリの場合はエスクローサービスと呼ばれる方法で購入希望者がメルカリには先払いし、出品された商品がちゃんと配達されたたことが確認された後に支払われます。
山田進太郎氏は早稲田大学の教育学部に入学し、大学に在学中に早稲田リンクスという学生サークルの代表を務め、フリーペーパーを発行したり早稲田祭でイベント企画を立ち上げています。
また在学中にインターンとして楽天でオークションの立ち上げにもかかわるなど、学生の頃から起業家としての才能を発揮しています。
早稲田大学を卒業した後にウノウを設立しますが、このウノウという会社はエンジニアの勉強会にスペースを提供したり、社内には社長室もなければ社員の決まったデスクもなく、社員は好きなデスクを使えるのですが前の日と同じデスクの椅子には座ってはいけないという少し風変わりな会社だったようです。
さらに椅子の代わりになぜかバランスボールが置かれているデスクもあり、バランスボールの上で仕事をしているエンジニアもいたそうです。
服装も夏になるとネクタイやビジネススーツを着ている社員などいなく、ほぼ全員がラフなTシャツや半ズボンにサンダルといういで立ちです。
それにもしちゃんと会社の仕事さえやっていれば、アルバイトをするのも会社公認と信じられないような会社です。現在はピアが運営している「映画生活」や、今は別の会社が運営している写真共有サービス「フォト蔵」や、「まちつく!」などのヒットコンテンツを作ったのもウノウです。
その後2010年8月に山田進太郎氏はウノウをCityVille(シティビル)やFarmVille(ファームビル)など、フェースブックの代表的なゲームを開発したアメリカのゲーム会社「Zynga(ジンガ)」に売却します。
日本の起業家が起ち上げた会社が、世界でも最大の企業に買収されることは画期的なことです。
山田進太郎氏が起ち上げたメルカリは2014年6月の時点でスマートフォンでの利用者数がフリマアプリサービスの中ではトップで、2015年10月にはダウンロード数が2000万を突破するなどいま最も勢いがある会社です。

耳のなかに水疱ができる難病「ハント症候群」が起業のきっかけ


2013年1月にKUFUを設立した宮田昇始氏もいま注目されている起業家の一人で、1984年に熊本県に生まれた宮田昇始氏は専修大学を卒業した後に社員数が約50人というベンチャー企業でウェブディレクターをしていました。
ベンチャー企業でウェブディレクターとして働き始めた宮田昇始氏ですが実は入社した時点では、インターネットに関する専門的な知識もスキルもなかったと言います。
それをカバーしたのは仕事に対する情熱と体力だけで、このベンチャー企業に入社してから1年間は朝まで残業し、その数時間後にはまた会社に出勤するというハードな生活を送ります。
次第に努力の甲斐もあり実力を付けた宮田昇始氏は今度はウェブプロデューサーとして医療系のベンチャー企業に転職しますが、そんな宮田昇始氏を襲ったのは、「ハント症候群」という耳のなかに水疱ができる難病でした。
この難病のため会社を2か月間も休みますがそのかいもあってハント症候群は完治し、この病気がきっかけでどうせなら好きなことをやろうと起業家を目指します。
そしてついに宮田昇始氏は2013年1月に起業し「KUFU」を立ち上げ、その2年後には新しいアイデアで2つのウェブサービスを始めますが、資金繰りなどもあり結局のところこの2つのウェブサービスは失敗します。
そんな時に宮田昇始氏は妊娠中の妻が産休の書類の手続きしている姿を見て、社会保険や雇用保険の手続きを自動化するクラウドアプリケーション「SmartHR」のアイデアを思い付きます。
「SmartHR」は社会保険や雇用保険の申請書類を自動で作成しウェブ上で役所への申請もでき、さらに全国健康保険協会や関東ITソフトウェア健保や東京都情報サービス産業健康保険組合など多くの組合でも使えることから、「SmartHR」はは3500社以上の会社で採用されています。

まとめ


日本ではアメリカのように大学生が起業家を目指しても、まだまだ資金面などさまざまな問題があり上手くいっていません。
しかしインターネットの普及もあり、起業家を目指す日本の若者は年々と確実に増えています。
今回ご紹介したこの二人の起業家から学ぶことは起業家になるには、優れたアイデアも必要ですがまずは行動力が大事なようです。
もちろんのことですが資金も必要ですが、それ以上に優れたアイデアと行動力があれば、起業家になりたいというあなたの情熱を後押しする協力者は必ず現れます。
どんなに良いアイデアを持っていても行動を起こさなければ、起業家としてスタートをきることはできません。
もし本当に起業家になりたいと思うのであれば山田進太郎氏や宮田昇始氏のように、あまり資金が掛からないネットビジネスから始めるのもいいかもしれません。

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