住民税、保険、年金。更には自分自身の環境や状況次第でそれ以外にも増えます。自動車を持っていれば自動車税がかかりますし、家を持っていれば固定資産税といったように、税金も多種多様ですが、もしもそれらの支払期日を過ぎてしまっても支払わない場合、どうなるのでしょうか。
年金を滞納するとどうなる?
年金の問題が叫ばれている昨今、年金を支払っていない人も多いかもしれませんが、年金は少々事情が特殊です。年金の未納の場合、まずは催促状が送られてきます。そして督促状となり、それでも支払が見られない場合には差し押さえとなるのですが、社会情勢を鑑み、年収次第で差し押さえまでの時間が変わります。
一般的に年収400万円以上で未納の場合、督促から差し押さえまでとても速いです。年金事務所としては「それだけお金があれば払えるだろ」ということですが、年収が低い人の場合、催促や督促は来るものの、温情措置なのか差し押さえまでにはなかなか発展しないのです。
また、催促や督促が来た際、無視ではなく減免措置や、とりあえず催促状や督促状を持って年金事務所まで足を運ぶと「払う意思はある」と思われて、こちらもある程度温情措置となって差し押さえが遠のきます。
国民保健の滞納はどうなる?
国民健康保険の場合、未納が確認されると一か月から二か月もすれば「支払が確認されていない」と葉書が送られてきます。
これを無視すると年金同様、催促や督促状となってやってきます。これを無視すると差し押さえとなるのですが、国民保健に関しては収入が下がっている場合等、相談によっては減額も可能です。
無視するよりもまずは相談に行ってみると良いでしょう。
各種税金
住民税や自動車税といった税金に関しては支払期日から一か月過ぎた辺りに督促状が送られてきます。これらを無視すると更に催促状、そして差し押さえとなります。
税金なだけに、健康保険や年金のように温情措置はありません。「払えないという事情は知らない」といった態度を取られるだけですので、お金がないのであれば差し押さえられるのを待つしかありません。
まとめ
年金や国民保健はある種の義務ですので行政側としてもある程度の温情措置を用意してくれているのですが、税金に関しては義務ではないだけに、かなり強気な姿勢で迫ってきます。
つまり、お金が無くてどうしても…という時の優先順位としては税金の方が上で、保険、年金の順番と考えられるでしょう。
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