発光ダイオードと呼ばれるLEDのランタンにインターネットで太陽光パネルで発電した電気を送る、ベンチャービジネスがいま注目を集めています。
このベンチャービジネスを始めたのは株式会社Digital Gridで、代表取締役CEOの秋田智司氏と東京大学特任教授の阿部力也氏が2013年4月に共同創業した「WASSHA」というベンチャービジネスです。
そこで今回はこの「WASSHA」が始めた、ベンチャービジネスの可能性について詳しく検証してみます。
秋田智司氏ってどんな人?
名前:秋田智司(あきたさとし)
生年月日:1981年5月19日
出身地:茨城県常総市
学歴:拓殖大学国際開発学部卒業・早稲田大学大学院商学研究科修了
秋田智司さんは早稲田大学大学院修了後、2006年にIBMビジネスコンサルティングサービス株式会社に入社し、ITを活用した新規事業の展開や業務改善等のプロジェクトに参画していました。
その後、2010年に友人とNPO法人soket(ソケット)を共同で設立し2011年にはIBMを退職し、ソケットの専任コンサルタントとして日本企業が行う途上国への支援に携わります。
2013年には東京大学の阿部力也教授とともに株式会社Digital Gridを共同創業しケニアやタンザニアを中心に電気の量り売りサービスである「WASSHA」を開始しました。
かなりのイケメン社長さんですね。
これだけ大きなビジネスを展開していますので、実力もさることながら、人物も魅力的なのでしょう。今後のビジネス展開に期待です。
ユニークなWASSHAというサービス
秋田氏は阿部力也氏が発明した電力制御技術であるデジタルグリッドを社会に普及するため、あえて規制が少ないアフリカの地域を選んだと言います。
ユニークなのはアフリカの地でインターネットで遠隔操作して電気を量り売りしていることで、タンザニアではLEDランタンを充電して村人に貸し出すサービスが急速に普及しているようです。
タンザニアにあるキオスクと呼ばれる小さな雑貨店と連携し、仕事や学校が終わった村人に1日500タンザニアシリング(約25円)でLEDランタンを貸し出しています。
これまで東京大学エッジキャピタル・日本政策投資銀行・JICA(国際協力機構)などから合計で約12億円の出資を受けています。
ベンチャー企業「WASSHA」の戦略と可能性
秋田氏はあえて規制があまりないアフリカをベンチャービジネスの場として選び、まだ電気がない生活をしているアフリカの人々の暮らしを医療・教育・産業育成・農業などさまざまな面でサポートしていき、WASSHAというサービスを通じてアフリカの人々の生活を豊かにすることを目指しています。
アフリカだけでも6億人もの潜在的ユーザーがいて、ビジネス規模の大きさには可能性があります。
WASSHAの強みはアフリカの地方に数多くあるキオスクと連携して、数百万人の消費者動向の詳細なデータを保有していることです。
まとめ
「WASSHA」は2016年10月19日にJICAと第三者割当増資による投資契約を締結しましたが、これはJICAが再開した海外投融資業務で初めてのベンチャー企業投資です。
「WASSHA」では民間からも広く投資を募っているようなので、興味がある方はアフリカの人々の生活を豊かにする、WASSHAに投資することは社会貢献にもつながります。
これからますます目が離せないサービスであり、経営者ですね。
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