快進撃を続ける2つの居酒屋

会社帰りに同僚などと気軽に立ち寄る居酒屋ですが、若者があまりアルコールを飲まなくなったこともあり、多くの居酒屋が苦戦しています。
例えばブラック企業にも選ばれた和民などを全国展開するワタミもその一つで、外食産業の市場規模が1997年の29兆円をピークに縮小傾向のなか、居酒屋業界も外食産業全体と同様に1992年の1兆4600億円をピークに、ここ近年は1兆円をわずかに上回る市場規模です。
そんな中で快進撃を続ける、2つの居酒屋があります。

 

海鮮居酒屋「磯丸水産」の快進撃の秘密

居酒屋市場が伸び悩むなかで都内を中心に、堅実に店舗数を増やしているのが海鮮居酒屋「磯丸水産」です。
海鮮居酒屋「磯丸水産」が都内の吉祥寺に1号店を出店したのは2009年2月で、その後も店舗数を増やし2016年12月の時点で磯丸水産の店舗数は153店と快進撃を続けています。
海鮮居酒屋「磯丸水産」が快進撃を続ける秘密はいくつか考えられますが、一つが駅前の1階で24時間営業を行っていることです。
普通に考えると出店コストが高い駅前で営業するのは大変ですが帝国データバンクの調べでは、居酒屋チェーンの平均経常利益率が2%に対して磯丸水産の経常利益率は12%と6倍なのです。
これは人件費を節約するバーベキュースタイルと、売り上げが倍増したランチタイムの海鮮丼にその秘密があるようです。

全品280円均一の「鳥貴族」の快進撃の秘密

海鮮居酒屋「磯丸水産」と並び快進撃を続けているのが全品280円均一の「鳥貴族」で、2016年12月の時点で関東地方・関西地方・東海地方の駅前に479店を展開しています。
「鳥貴族」ではこの3大都市圏に2021年7月までに、1000店の出店達成を目標に掲げています。
「鳥貴族」の客層は20代~30代のサラリーマンや学生で、男性客が約6割で女性客が約4割と焼鳥屋にしては女性が多いのが特徴です。
ビールなどのドリンクも含めて全品280円均一ですが、人気の貴族焼は通常の2倍の大きさのじゃんぼな焼鳥でお得感がハンパでありません。

まとめ

快進撃を続けるこの2つの居酒屋に共通しているのは、どちらもお得感があることと駅前という立地の良さです。
普通であればコストが高い駅前に店舗を出店するのはリスクがありますが、大都市圏であれば電車で通勤するサラリーマンが帰宅前に気軽に立ち寄れます。
まして安くて美味しいとなれば、客が来るのも当然のことかもしれません。

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