史上最高の宝くじの賞金額は約15億ドル(約1773億円)

2016年1月13日にアメリカで抽選が行われた宝くじのパワーボールの賞金額は、当選者がいないキャリーオーバーが続き史上最高の約15億ドル(約1773億円)まで膨れ上がっていました。
そしてパワーボールの抽選会が13日の夜に行われ、少なくとも3人が当選していることがカリフォルニア州の宝くじ運営管理当局の発表で明らかになりました。
パワーボールとはアメリカで売られている宝くじの一種で1から69の数字の中から5つ選び、さらに1から26の数字の中から1つ選び6つの数字がすべて当たれば1等に当選します。
今回のパワーボールの賞金額が膨れ上がったのは2015年11月7日から当選者が現れていなかったからで、当選者がいなかった場合はキャリーオーバーと呼ばれる積み立て賭け金方式になっています。
それにしても当選者が3人でも賞金額が約1773億円だと、1人当たりの賞金額も591億円と天文学的な数字です。
興味深いのは資産が約30億ドル(約3546億円)と言われている資産家のマーク・キューバン氏が、今回のパワーボールの当選者に向けてまず最初に顧問税理士を雇うこととアドバイスをしています。
そして賞金の受取は一括にせずに分割にすることと宝くじの当選者は良い投資家にはなれないので、投資をしようと考えないで賞金銀行の口座に預けておくべきだと警告しています。
さらに誰も100万ドル(約1億1800円)も必要な人なんかいなので、パワーボールに当選したことなど言う必要はないともアドバイスしています。
もし借金を頼んでくるような人がいればそれは友達ではないとも警告し、もしきのうまで不幸だったとして仮に当選したからといって明日から幸福になれるという保証はないともコメントしています。
実は宝くじの高額当選者は本来ならば、一生掛かっても使いきれないような大金をわずか、5年程度で使い果たしてしまうとも言われています。
そこで今回はこの宝くじについて、詳しく検証してみます。

日本の宝くじの歴史と種類について


日本の宝くじの正式名称は当せん金付証票で、当せん金付証票法に基づき発行されている富くじのことです。
日本での宝くじの歴史は江戸時代に神社やお寺などが、修復費用を集めるために富くじを発行されていたことが記録に残っています。
さらに昭和12年(1937年)に起きた日中戦争の資金調達のために当時の日本政府が臨時資金調整法を制定し、1944年9月に福券が発売され翌年に名称を勝札(かちふだ)に変更して発売しましたが、1945年9月9日に日本が敗戦し勝札の抽せんは行われませんでした。
そして1945年に終戦を迎えた2年後の1947年(昭和22年)3月10日に第1回東京都復興宝くじが発売され、1等が1000円で2等が100円で3等が10円でした。
1等の賞金額の1000円ですが日本銀行の企業物価指数で調べると、1947年の企業物価指数は48.15なので当時の1万円が現在の48.15万円なので、当時の1等の賞金額の1000円は現在の4万8150円に相当します。1948年に現在の当せん金附証票法が制定され、宝くじの副賞の賞品に住宅一棟が登場します。
1964年に財団法人日本宝くじ協会が発足し1968年に宝くじ1等の当せん金が1000万円になり、1976年に発売されたジャンボ宝くじ売り場に群衆が殺到し福岡県と長野県では死者が出ています。
1984年からインスタントくじの販売が始まり1987年から宝くじの1等の当せん金が6000万円になり、1989年に1等と前後賞の当選金を合わせると1億円になりました。
1994年からナンバーズの販売が始まり1996年には宝くじの1等の当選金がついに1億円に達し、1999年にミニロトが発売され1等の当選金が4000万円になり2000年にはロト6が発売され、同年に当選金としては最高の4億円が出ました。2012年に東日本大震災復興宝くじで1等の当選金が3億円になり、翌年の2013年にロト7が発売され1等の当選金が8億円と史上最高を記録します。
2015年にはドリームジャンボとサマージャンボの最高賞金が1等が5億円と前後賞を合わせて7億円となり、同年の年末ジャンボでは1等が7億円と前後賞を合わせて10億円とこれまでで最高額に達します。

日本国外の宝くじを買って億万長者になる


日本国内の宝くじの1等も7億円で前後賞を合わせると10億円と凄い金額ですが、アメリカのパワーボールの史上最高の賞金の約1773億円と比べるとなぜか少なく感じるから不思議です。
そこで世界にはどんな宝くじが売ってあり、どうすれば日本国外の宝くじを買えるのかをご紹介しています。
先ずアメリカですがパワーボールの他にもアメリカの42州で発売されているメガ・ミリオンズと呼ばれる数字選択式宝くじがあり、パワーボールとよく似た方式で1から56までの数字が書かれている白ボールの中から5つ選び、さらに1から46までのメガボールと呼ばれる数字を1つ選びすべて当たればジャックポットと呼ばれる1等に当選します。
メガ・ミリオンズの抽選会はアメリカのアトランタ州にあるテレビ局で行われ、もし当選者がいない場合はパワーボールと同じようにキャリーオーバーされます。
メガ・ミリオンズの賞金額は一様でありませんが、これまでのメガ・ミリオンズ史上最高賞金額は6億5600万ドル(約775億円)で、この時も当選者が3人いたので賞金額は1人当たり約258億円でした。
パワーボールもメガ・ミリオンズも高額の賞金が当選した場合は一括払いか分割での払いかのどちらかを選択できますが、分割払いの場合は賞金の全額を受け取ることができますが一括払いの場合は税金として数十パーセントが差し引かれます。
ヨーロッパにもユーロミリオンズと呼ばれる数字選択式宝くじがありますが、これは日本の数字選択式宝くじとほぼ同じでメインナンバーと呼ばれる1から50までの数字の中から5つと、ラッキースターナンバーと呼ばれる1から12の数字の中から2つをマークシートに記入する方法です。
抽選番号の数字の順番は関係なく番号があっていれば当選で2004年2月7日からフランス宝くじ公社が始め、最初はフランス・イギリス・スペインの3カ国だけで発売されていましたが今ではヨーロッパの9カ国で買えます。
ユーロミリオンズの1等賞金の上限は1億8500万ユーロ(約217億9500万円)と決まっています。
ラッキースターナンバーの他にもヨーロッパにはイタリアのスーパーエナロットや、スペインのエル・ゴルドなどの宝くじがあります。

まとめ


日本の宝くじもここ30年近くで1等賞金が1億円から、10億円となり宝くじブームも過熱しています。
しかし世界の宝くじと比べると日本の宝くじなどまだ可愛いもので、一夜で100億円も200億円も手に入ると生活だけでなく人生も狂うかもしれません。
これまでもアメリカで1997年に3100万ドル(約34億円)の宝くじに当選したキリスト教・ペンテコスタ派の伝道師が、当選したお金で6軒の家や新車や牧場を購入するなどしましたが、家族や友人からの借金の催促に悩まされ1999年5月に自殺しています。
同じくアメリカ人のジャック・ウィテカーさんもパワーボールが当選し当時の円換算で約120億円を手にしましたが、4年で全額を失い最愛の孫娘が亡くなり妻とは離婚し、ジャック・ウィテカーさんは「あの時の当選チケットは破っておくべきだった」とコメントしています。
イギリス人女性のカリー・ロジャーズさんも16歳の時に190万ポンド(約2億6124万円)の宝くじに当選し、18万ポンドの自宅を購入したり豊胸手術や浪費を繰り返し、当選から6年後には破産寸前になりました。
カリー・ロジャーズさんはその後は自宅を売却し中古のVWゴルフに乗り清掃の仕事を3つ掛け持ちする生活です。
もちろん宝くじに当選した全ての人が不幸になっているわけではなく、なかには大金を手にしても以前のまま同じ仕事を続けている人もいます。
ただ苦労してお金持ちになった人とは違い、宝くじで大金を手にした人の多くはお金の怖さや、本質をよく理解していないのも事実です。

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