早期退職の失敗&成功事例。その後の選択肢は転職か起業?

2019年の3月末時点で、大企業での早期退職・希望退職者募集のニュースが多く見受けられるようになりました。

最近では大企業だけではなく、中小企業の早期退職も増えてきています。

自分の勤務している会社が早期退職を募っており、自分もその対象だということで焦る人もいるのではないでしょうか。

自分たちの親世代では考えられなかった、早期退職という選択肢に戸惑う人も多いのではないでしょうか。

こちらでは、
・早期退職の失敗事例
・早期退職の成功事例(転職・起業)

についてご紹介していきます。

 

45歳以上を襲う「早期退職・希望退職者募集」ブーム


2019年3月末時点で以下の大企業が早期退職・希望退職者募集をしています。

・昭文社(2018/12/13)
45歳以上の従業員80人程度の希望退職を募集。

・コカ・コーラボトラーズジャパンホールディングス(2019/2/14)
45歳以上の社員を対象に希望退職者700人を募集。

・協和発酵キリン(2019/2/5)
45歳以上かつ勤続5年以上の社員1,600人を対象。

・日本ハム(2018/10/31)
45歳以上の社員を対象に、全社員(子会社への出向を含む)の約1割にあたる200人を上限に早期退職者募集。

・NEC(2018/6/29)
45歳以上かつ勤続5年以上を対象に希望退職者募集。

・エーザイ(2018/10/25)
45歳以上の従業員を対象に早期退職を募集。100人の応募を見込む。

・カシオ計算機(2019/2/4)
勤続10年以上の社員のうち、45歳以上の一般社員と50歳以上の管理職で、合計700人を対象。200人程度の応募を想定。

・アルペン(2019/1/9)
45歳以上64歳未満の社員が対象。約300人の希望退職者を募集。

・千趣会(2018/10/26)
45歳以上の正社員・全契約社員が対象で、募集人数は280人を予定。

・光村印刷(新村印刷)(2019/1/16)
44歳以上の従業員と対象に、30人程度の希望退職者を募集。

・富士通(2019/03/18)
45歳以上の富士通グループ全従業員を対象に、早期退職を含んだ組織改編を実施。

参考記事:
45歳以上に対し、早期退職・希望退職者募集の嵐が吹き荒れているということ(orangeitems’s diary)


どの企業も「45歳以上を対象」にしており「東証一部上場企業」です。

22歳から70歳まで働くとすると、45歳というのはサラリーマン人生のちょうど折り返しです。

1つの会社で新卒から定年まで働くという概念がまさに崩れ去っているということを示しています。

では、自分が対象者で早期退職を提案されたとき、その先にどのような選択肢があるでしょう?

・そのまま同じ会社で働く
・退職して、他の会社に行く

一般的にはこの2パターンです。

もともと、「アーリーリタイヤ(早期退職)したくて会社を辞めるために準備していた」人もいますが、それはほんのごく一部です。

早期退職という思ってもいなかった選択肢に戸惑いを隠せないところに、「通常の退職金に加算金を上乗せした退職金がもらえる」ということをきいてしまうと、心が揺れてしまう人もいるでしょう。

「今の仕事あんまり好きじゃないし、退職金をもらってゆっくり転職活動しよう」そんな考えを持っている場合はちょっと注意が必要です。

 

早期退職の失敗事例 【転職が決まらないAさん】

 

 

 

早期退職での失敗事例をご紹介します。

【Aさん】
年齢:54歳
家族構成:妻、子ども2人。
退職前:大学を卒業後、一部上場企業の半導体メーカーで営業の仕事で管理職として勤務。年収約700万円。
退職の理由:早期退職金が他社よりもかなり多く支払われると人事から説明があり、一部は住宅ローンの返済に使おうと思った。残りのお金を生活費に充て、その間に同じくらい給料がもらえる会社へ転職するため。会社の人間関係もうまくいっておらず、これ以上ストレスを抱えるのは嫌なので一度やめてリセットしたかった。
退職後:
・計画通りに退職金の半分を住宅ローンの返済へ。
・退職から3か月が経つが未だに就職先が見つかっておらず、不安な日々を過ごす。

Aさんは「もともと、あまり仕事が好きではなく、年功序列にうまく乗っかれたおかげで以前の会社では比較的いい給料がもらえていたのかもしれない。退職金が他社よりももらえるとのことで退職したが、家族にも心配をかけてしまっているし、不安な気持ちでいっぱい。自分みたいなタイプは早期退職しないほうがいいのかもしれない。自分と同じような考えで早期退職した人の中には離婚して家庭崩壊した人もいるらしい」と語る。

 

早期退職の成功事例 【転職したBさん】

 

 

早期退職で転職した成功例もご紹介します。

【Bさん】
年齢:45歳
家族構成:妻、子ども3人。
退職前:一流大学を卒業後、大手メーカーで営業の仕事で管理職として勤務。年収約1,000万円。
退職の理由:業界がもう縮小傾向にあると感じていたため。自分のマネジメントスキルは、他の業界でもきっと活かせるだろうと考え早期退職を決断。
退職後:
・退職後、自分で色々な企業の面接を受けるもうまくいかず、転職エージェントなどを活用して、退職後1ヵ月で転職。
・自分の未経験の分野であったが、マネジメントスキルをPRし転職に成功。

もともと優秀でエリートな印象のBさん。

早期退職は今までの自分のマネジメントスキルを活かし新しい業界に挑戦するため、とポジティブに行う。

早期退職については家族や部下からの反対もあったが、退職後1か月で再就職が決まる。

再就職後はさらに自分のマネジメントスキルを磨くべく「コーチング」の勉強を始め、自分のマネジメントスキルをさらに向上させるよう自己研鑽に励んでいる。

Bさんは「今後、もし同じように早期退職の機会があった際に選択肢を広く持ち再就職に困らないように、休みの日はコーチングのスクールに通いスキルを磨いています。コーチングでの独立も視野に入れて、会社での自分の市場価値をあげられるようにしています」と語る。

 

早期退職の成功事例 【起業したCさん】

 

 

早期退職のあとに起業での成功例もご紹介します。

【Cさん】
年齢:47歳
家族構成:妻、子ども2人。
退職前:高校を卒業後、地元の中小企業の工場で勤務。手取り月収28万円。
退職の理由:半ば強制的に早期退職を迫られた。
退職後:
・退職後、一度は転職し就職。
・しかし、以前よりも給料が下がってしまったことや転職先で周りとうまくやっていけないことをきっかけに、独立起業を意識する。
・副業で転売をして、安定して利益を20万円を3か月達成したことをきっかけに転職した会社も退職。
・その後は地域の事業も行いつつ、利益は多少上下するもの月収で50~100万円を安定定期に稼ぐ。

Cさんは強制的に早期退職を迫られる形で、退社を早期退社しました。

自分には特に強みもなく、自分が弱いことを強く思い知ったので、転職後は「自分でお金を稼げるようになりたい」と思い副業を始めます。

その後、副業で安定的な収入を得られるようになったことから独立し、今では地域の事業をお手伝いする形でコンサルティング事業も行いつつサラリーマン時代よりも多くのお金を得ることに成功しました。

Cさんは「独立すると、周りからの反対や、自分で全てやっていかなければならないので怖かったし非常に大変な思いもしたが、退職のことを気にしなくなったのでとても幸せです。独立して安定するまでに3年かかってしまいましたが、時間も自由に使えることや、地域の事業に貢献して自分の居場所が作れたので、独立してよかったです」と語る。

まとめ

結局のところ、「自分の力をつける」ということが、早期退職後の成功につながるということです。

会社に頼らず「自分でお金や価値を生み出す」ということが出来ていれば早期退職は怖いことではありません。

「自分に力がない」という人は一時的にお金がもらえるとはいえ、早期退職をするのはおすすめできません。

「早期退職」の募集は業界によっては今後、定期的に行われるでしょう。

逃げるように退職しても、自分に力がなければどこへ行っても同じことが起こるでしょう。

今の会社にいながらも、この先にまた訪れるであろう「早期退職者募集」に備えつつ、自分でお金を生み出す能力を磨くことが大切です。

 

 

 

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