ここ数年で、市場規模が急速に拡大しているのがフリマアプリ市場です。「フリマアプリ」とは、個人と個人の間でモノを売買するスマホアプリのことです。実際のフリーマケットをスマートフォン上で実現できます。今まで個人の人が買うときは、それは常に法人からのBtoCばっかりだったのが、フリマアプリの拡大によってCtoCが普及してきました。
フリマアプリには、メルカリやラクマ、フリルの他にも複数のアプリが出ていて、スマホユーザーの半分近くが使用しているとも言われています。市場規模としても、2015年度には3.4兆円になったという調査結果もあり、EC市場全体の1/4に迫る勢いで浸透しているようです。
そんなフリマアプリですから、副業でネット物販をやられているのであれば、活用することは必須といえます。今までヤフオクやAmazon・楽天・ヤフーショッピングだけが主戦場だったかもしれないですが、どんどん新しいものは取り入れていきましょう。
そこで、この記事では、ある程度のユーザーがいて、実際に商品が売れている、”売りやすい”フリマアプリを紹介します。
目次
フリマアプリとオークションの違い

フリマアプリは、基本的には固定価格での取引が基本です。入札が繰り返されて、どんどん価格が高騰していくということはありません。逆に、メルカリでは積極的に値段交渉されていて、出してすぐに値引きの要求がくることも多いです。
また、出品から販売までのスピード感が早いのも特徴です。売れるものはすぐに売れていきます。早いものですと数分です。ダウンロード数が多いアプリを使っていれば、それだけ同じ時間に多くのユーザーが見ているわけですから、当たり前といえば当たり前ですね。
フリマアプリでは、基本的にお金のやり取りはアプリ運営サービスが仲介して行われます。購入者が受取通知をしてはじめて、出品者に売上金として与えられる仕組みです。そのため、お金を払ったのに商品を送ってもらえない。という不安を払拭することができ、購入に対する心理的な障壁を下げることに成功しています。この点も、出品から購入までのスピードが早い理由の一つかもしれません。
おすすめのフリマアプリ5選
メルカリ(mercari)

2016年11月現在、フリマアプリで最も使われていると言っても過言ではないのがメルカリです。すでに3000万ダウンロードを突破しています。
ジャンル特化というわけではなく、Amazonや楽天のような総合モールのようなフリマアプリです。私もよく出品者の立場で利用するのですが、本当に出品してから売れるまでが早いです。最近ですと、1万円程度の商品を出品したのですが、わずか3分後には入金手続きまで完了されていました。
土曜日の夕方ということで、比較的多くのユーザーがアプリを見ていた時間帯だったというのも関係しているかもしれませんが、このスピード感には驚きました。
メルカリには出品手数料はありませんが、販売手数料として、売れたときに販売価格の10%をメルカリに支払います。高額商品になると、手数料を減額してくれるキャンペーンも時折開催されています。
ラクマ(Rakuma)

ラクマは、楽天が運営するフリマアプリです。ラクマの最大の特徴は出品・販売手数料が無料という点です。そして、楽天運営のサービスですので、購入時には、楽天スーパーポイントも利用することができます。楽天を頻繁に利用しているユーザーですと、メルカリよりもラクマを最初に見る確立が高そうですね。
出品するときは、メルカリと似たようなアプリ設計になっているので、あまり迷わずに取引が行えると思います。実際、副業でネット物販をしているほとんどの人は、メルカリとラクマは併用されています。
Fril(フリル)

ファッションに特化したフリマアプリと言えば、フリルですね。次に紹介するZOZOフリマも追い上げていますが、まだまだフリルも負けていません。ダウンロード数はすでに500万を突破しています。
アプリをリリースした当初は、明確に女性に向けて作られていましたが、今は男性でも利用しやすくなっています。ファッションジャンルに特化しており、好きなブランドや色というカテゴリから商品を探します。また、既製品だけでなく、ハンドメイド商品の取扱いもされています。
そして、フリルは最近楽天に買収されました。自社でラクマというフリマアプリがありながらどうしてフリルを買収したのか不思議ではあります。ただ、このことから今後は、楽天会員IDによる購入や楽天スーパーポイントが使えるようになると考えられています。
ZOZOフリマ(ゾゾフリマ)

ZOZOTOWNは、国内最大級のファッションECサービス。そこが運営するファッション特化型のフリマアプリがZOZOフリマです。出品時には、ZOZOTOWNやWEARというコーディネート投稿型のスナップアプリの商品データを活用でき、撮影や情報入力の手間を大幅に省くことができるというのも魅力です。
ZOZOTOWNのユーザーが多く使っていて、他のフリマアプリ市場比べて、おしゃれに敏感なユーザーが多い印象です。また、ZOZOTOWNでの購入履歴とも結びついていて、過去に購入したもんであれば簡単に出品することができます。さらに、ZOZOフリマで出品したアイテムはZOZOTOWNにも掲載されるので、ユーザーの需要とマッチすれば売れやすいというポイントもあります。
ファッションが好きであれば、ZOZOフリマはぜひインストールしておきたいです。
minne(ミンネ)

minneは、ハンドメイド商品がメインで、雑貨や、ファッション、アクセサリー、家具などの販売・購入ができるアプリです。他にも、アート作品やポストカードやはがきなどの印刷物も集まっています。ハンドメイド商品に特化していて、既製品や転売品、食品類や化粧品などの出品は規約により禁止されています。
今まで趣味で作ってはいたけど、特に売ろうと考えていなかったような主婦の方や、アート活動をしつつもなかなか人に見てもらえなかった作家さんたちが多く利用しています。好きな作家さんをフォローすることで、その人の作るハンドメイド商品を見逃さずチェックできます。直接作家さんとメッセージの送受信ができるというのも特徴です。
minneはリアルイベントも実施されていて、アプリだけにとどまりません。ダウンロード数は600万を突破しており、国内最大のハンドメイドマーケットになりました。minneだけで月に50万以上も売り上げる作家も多く、手先が器用な人にはおすすめです。
番外編.オタマート

名前のとおり、オタマートはオタク層をターゲットに絞ったフリマアプリです。基本的な操作は他のフリマアプリと変わらないですが、出品のカテゴリーは、アニメ・コミック系商品やフィギュア・プラモ、BL、同人誌、コスプレ、声優、アイドルといったものが多いです。
今はまだリリースしたばかりだからなのか、売っても買っても手数料は0円です。オタク専用だからこそのマニアックなカテゴリわけで、思わぬ掘り出し物が見つかる可能性はありますね。もし、興味があればこれもインストールしてみてください。
まとめ

これから副業でネットビジネスを始めようと思えば、まず、その事業で主に使われているツールは知っておいた方がいいです。メルカリやラクマはスマートフォンアプリですから、通勤中や昼休みなどに実際に触ってみて慣れておきましょう。
そしてまずは家にある不用品を出品してみたり、気になったものを購入してみたりしてください。ネット物販はアフィリエイトと違って、すぐに売上が結果として出てきます。結果が出るまでが早いからこそモチベーションも続きます。もし、まだ何をするか決まっていなければ、このフリマアプリを活用したネット物販もいいかもしれないですね。
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