節約や家計の見直しの時に出てくる「夫へのお小遣い」ですが、「夫へのお小遣いはみんないくらくらいなの?」というのは気になりますよね。
もちろん、それぞれの家庭の事情もあるかと思いますので、きちんと2人で話し合って、納得した金額にするのが一番良いとは思いますが、
・「一般的にいくら?」
・「不満を持たれず円満に減らす方法」
について解説していきたいと思います。
参考にしてみてください。

目次
夫へのお小遣いはいくら?給料からの割合は?

手取りの1割が一番多い
一般的には手取りの1割というのが多いようです。
しかし、買うものによっては家計から出して夫のお小遣いの範囲ではない、というルールも家庭によって異なるようです。
「手取りの1割」というのはあくまでも目安ですので、「夫のお小遣いから出すもの」「家計のお金から出すもの」などルールを決めると、トラブルが発生しないかもしれません。
「共働き・専業主婦」「子供いる・いない」などライフスタイルによって定期的な見直しを
「共働き・専業主婦」「子供いる・いない」などにライフスタイルによってもお小遣いの金額は変わってきます。
また、夫の転職や昇給によって、収入が安定しなかったり、増えたり減ったりする可能性もあります。
なので、お小遣いに関しては「定期的な見直し」をする必要があります。
・結婚記念日
・お誕生日
など、2人で「お小遣いを見直す日」を決めて、定期的に見直していきましょう。
1年単位ではなく、月単位で毎月、お小遣いを見直している家庭もあるようです。
こまめな見直しを行い、二人でお金周りに不満が発生しないようにしましょうね。
夫のお小遣いの使い道ランキング上位5位
夫へのお小遣いを減らすためにも、実際何に使われているのか知る必要があります。
本人に直接聞いてみるのが一番早いですが、一般的に多いもの上位5位をご紹介します。
5位 ゲーム・アプリでの課金

通勤時間や帰宅後に家でゆっくりするときに、スマホのゲームを行ってしまうかたは「ゲーム・アプリでの課金」にお金を使う人も多いようです。
無駄遣いっぽいですが、車、釣り、ゴルフ、自転車などの他の趣味に比べるとお金がかからないですよね。
ゲームがストレス解消になっている人も最近は多いかと思います。
4位 プレゼント代

自分で稼いだお金なのだから、相手にサプライズとして喜んでもらうためにも「プレゼント代」を家計からだすのではなく、自分で出したいという人も多いようです。
少ないお小遣いから捻出してくれたお金で買ってくれたプレゼントは感動的ですね。
家族の誕生日にケーキを買ったり、外出先で家族にお金をだしたりと、どんなにお小遣いが少なかったとしても、自分で用意したいのでしょう。
男として、家庭を持つ以上は、愛する家族にプレゼントしてあげたいという気持ちがある人も多いのですね。
イベントがあるときはちょっと多めに渡しておくのも良さそうです。
3位 飲み会代
サラリーマンとしてのコミュニケーションとして発生してしまう「飲み会」は毎月最低でも1回は発生してしまうことが多いようです。
上司に気に入られたり出世をしたいということであれば、参加したほうがいいので、削るのは難しそうです。
立場が偉くなればなるほど、また、部下が増えれば増えるほど、断りづらくなりますし支払う金額も大きくなりますね。
もし飲み会を断りたい方はこちらも参考にされてください。
参考記事:
・飲み会の断り方10選 仕事がデキる人ほど断り上手!行きたくない飲み会に時間を費やすのはもうやめよう
2位 タバコ代
一度習慣になってしまうと、やめたいけどやめられないというのが「タバコ代」です。
・喫煙所でのタバコが上司とのコミュニケーションの場になる
・接点を増やすことで仕事がしやすくなる
など、タバコはサラリーマンのコミュニケーションツールです。
例えばタバコが1箱450円として、1か月に20箱吸うとすると、
450円×20箱=9,000円かかる計算になります。
1位 飲食(お昼ご飯、飲み物)

会社でのお昼ご飯、飲みものが一番多いようです。
お昼ご飯は「お弁当」を持参することで節約できますので、お昼ご飯の費用がかからない人もいるようです。
だいたいお昼が一回当たり600円だとすると、平日毎日(20日)だと
600円×20日=12,000円の出費です。
飲み物でいうと、夏と冬で出費の金額は異なりますが、
コンビニのコーヒーが1杯100円で、朝と夕方に1本ずつ、平日毎日(20日)買ってしまう癖があれば、
100円×20日×2回=4,000円の出費です。
また、エナジードリンクを普段からよく飲む人は1本あたり200円くらいしますので、10本飲んだら2,000円の出費となりますので、飲む習慣がある人は注意しましょう。
営業の人であれば、暑い日には水分補給をまめにするためにを購入する人もいるでしょう。
仕事がうまくいかずにしょげている同僚や後輩におごったりしていると、結構お金がかかってしまうかもしれませんね。
その他
その他に使っているかもしれないものは以下のものです。
この中で家計から出してもよさそうだというものがあれば、そのぶんのお金を家計から出してあげることで、夫のお小遣いを調整することが可能です。
「どこまでをお小遣いから支払うか」というのはきちんと決めておきましょう。
趣味にかかる費用(資格の学校やジム、楽器)
会社でのお付き合い(ゴルフなど)
散髪代
おやつ
書籍代
洋服代
ゲームソフト
タクシー代
クリーニング代
きちんと話し合って、
・我慢するものはす我慢する
・我慢できないものは安く上がる方法を探す
・家計からお金を出す
などしてお金周りがルーズにならないようにしましょうね。
不満を持たれずに減らす方法5選

では、実際に不満を持たれずにお小遣いを調整する方法について解説をしていきます。
➀将来に必要な金額を具体的に伝える
・子どもにかかる費用(進学、習い事、塾など)
・家を購入する
など、将来に必要な金額を具体的に伝えて、「節約してお金を貯めなければいけない理由」を明確にしましょう。
かわいいわが子のため、ということであれば、節約の必要性を感じてもらい、お小遣いの減額に協力してくれることでしょう。
②いったん減らして、足りなくなったら言ってもらう
「エイヤ!」で一回減らしてみましょう。
いきなり大きく減らしてしまうのは、申し訳ないので、1,000円くらいから減らしてみてはいかがでしょうか。
「お小遣いが減った」という危機感から、節約の意識が生まれるかもしれません。
また、一応「足りなくなったら言ってね」ということで、「困ったときは助けるよ」といった意思表示をしましょう。
③ボーナス月に増やすので、毎月を減らす
普段の月のお小遣いを減らす代わりに 、ボーナス時に多めに支払いお得感をだす方法です。
1年でトータルして減らすことができます。
金額が多い月が増えることによって、メリハリがつきますね。

④お弁当を作る
お弁当を作れば食費を浮かすことが出来ますので、お小遣いを減らすことが可能です。
ただし、お弁当をつくる手間が増えますので、
・共働きで妻が仕事が忙しい
・夫も出先でご飯を食べることが多い
などの事情がある場合は、難しいかもしれませんね。
専業主婦の人は家計のためにも、健康のためにも。お弁当を作ってあげるのがいいでしょう。
外食だと、油が多くて太りやすい場合もありますので、お弁当を作ることは健康にもよさそうです。
⑤自分も努力していることを伝える
夫を苦しめたくてお小遣いの減額をしているわけではない、ということを伝えましょう。
・「今月は食費を〇〇円抑えることが出来たから、今月の目標の貯金額を上回ることができた」
・「新しい洋服が欲しかったけど、我慢した」
など自分も家計に貢献していることをしっかりと伝えましょう。
そうすれば、お小遣いの減額にも納得してもらえるはずです。
夫へのお小遣いの渡し方を工夫しよう

そもそもお小遣いのもとになる夫のお給料は、夫が外で汗水流して働いてきたお金ですので、渡すときは笑顔で「いつもありがとう」と手渡ししましょう。
銀行の袋に入れてリビングに置いておく、なんてこともやめましょう。
また、最近はインターネットバンキングを使用して、妻が夫の給与受け取り口座にログインしてお小遣いのお金を残して、他の口座へ振り込みを行い、
残ったお金を本人のものとして使ってもらうという家庭も増えてきているようですが、
お金を勝手に引き出してしまうのは、効率的ではありますが、ちょっとドライな印象がありますので、お小遣いの分を現金で渡すのがいいでしょう。
「今月も節約がんばろうね、いつもありがとう」と言って笑顔でお小遣いを渡しましょう。
金額を減らすことよりも、家計を理解してもらい、お互いを思いやることが大事

喧嘩が起こらないようにも、
・「今月使いすぎてしまった」
・「今月はたくさん節約ができた」
など家計のことについてざっとでいいので二人で理解した状態にして、どっちかにまかせっきりの状態にしないことが大切です。
もし、病気をしてしまったことで家計を圧迫してしまった、ということであれば、相手に理解してもらえるように具体的に
・料理を作ることが出来ずに、ご飯はスーパーで買ってきたもの中心になってしまい、食費が高くついてしまった
・病院に行ったことにより、いつもより医療費が高くなってしまった
・病院に行くまでの間にタクシーを使ってしまったことで、いつもは発生しない「タクシー代」が発生してしまった。
など、伝えてみましょう。
夫がお金に関して無頓着だから、と言って夫に相談せずに自分だけで抱え込んでしまうのもよくないですよね。
お小遣いを減らすのにも、減らす目的・原因があるはずですので、起きた出来事を共有して協力してもらうようにしましょう。
お互いを思いやることが大切です。

まとめ
今回の記事をまとめますと以下のようになります。
・お小遣い制ならば一般的には手取りの1割が多い
・お小遣いはライフスタイルごとに定期的な見直しを
・【減らす方法➀】将来に必要な金額を具体的に伝える
・【減らす方法②】いったん減らして、足りなくなったら言ってもらう
・【減らす方法③】ボーナス月に増やすので、毎月を減らす
・【減らす方法④】お弁当を作る
・【減らす方法⑤】自分も努力していることを伝える
・お小遣いを渡すときは、手渡しで
・金額を減らすことよりも、家計を理解してもらい、お互いを思いやることが大事
幸せな夫婦生活をお過ごしください。
また、お金を節約するということばかりに頭がいっぱいになってしまうのは非常にもったいないです。
お金を増やすための努力として「副業を行う」というのも選択肢の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
気になる方は以下の電子書籍や、動画講義を見てみてくださいね。

参考記事:
・【2019年最新!】初心者向けおすすめ副業10選【スマホ・PC・在宅】
・副業が会社にバレないための4つのポイント。副業禁止でも対策すれば大丈夫!
・1人暮らし・貯金ゼロ・手取り18万の私が1年で50万円貯金できるようになった30の節約術
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