知らないうちに違法に!?Amazon、楽天、メルカリ、ヤフオク…ネット転売で気を付けること。

楽天やアマゾンで購入したものをメルカリやヤフオクで
(はたまたその逆で)転売したり、中古品や店舗で購入
したものを転売するのは違法にあたるのでしょうか?

インターネット・スマホの普及と、Amazonや
楽天・ヤフオクだけでなくメルカリやZOZOフリマのような
消費者と消費者をつなぐCtoCマーケットの広がりにより、
会社から給料をもらうだけでなく、個人であっても
自分の力でお金を稼ぐことができるようになりました。

そのおかげで今、転売ビジネスをお金を稼いでいる人が多くいます。
商売の基本はモノを安く仕入れて高く売ることと言えますから、
もしあなたがこれからなにか副業、事業を始めたいと思った時には、
典型的でわかりやすくて、最も取り組みやすいモデルだと思います。

ただ、取り組みやすいからこそ、冒頭の疑問点が気になってきますよね。
もちろん市場が拡大しているからといって、
何もかも自由にやっていいというわけではありません。
扱うものによっては法律的に規制されているものもあります。

知らないうちに違法だった!なーんて事が起こらないように、
この記事では転売ビジネスと、その中でも多い中古品を取り扱うときの
古物営業法における法的リスクを考えていきましょう。

ルールを知らずに取り組んでいると、
あとから思わぬしっぺ返しをくらうことがあるので
気を付けて転売ビジネスに取り組みましょうね!!

 

メルカリや楽天などのネットで中古品を転売するのは違法?

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事業として中古品を転売する場合、基本的には
古物営業法における公安委員会の許可を受ける必要があります。
この古物営業の許可を取っていなければ違法とみなされ、
逮捕されるリスクがあります。

もちろん、中古品をただ転売するだけでは古物営業の許可を取る必要はありません。
そうなると、オークションに自宅のいらないものを出品していたり、
気軽にメルカリに出品しているような人がすべて犯罪者になってしまいますもんね。

この古物商の許可が必要かどうかの線引ですが、
すごく簡単にいうと「営業」として行うときに必要となります。

では、「営業」とはどういうことでしょうか?
お小遣いがほしいから家にある不用品をネットオークションに出品した。
これも営業目的になるのでしょうか。

はい、もうお分かりかと思いますが、なりません。

ここでいう営業は、「利益を出す意思で反復継続的に行うこと」を意味します。
ですから、自宅の不用品出品はもちろん、利益を得る意思で
単発的に転売を行ったとしても、”反復継続性”がないため営業にあたりません。
この場合でも、古物商の許可はいらないことになります。

儲けようと思って、それなりの点数を仕入れて転売するのであれば、
立派な古物商人ということになり、古物商の許可が必要になるわけです。

1.ブックオフ等の店舗から仕入れて転売

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中古品転売の中でも、取扱いやすいのが本だと思います。
というのも、本であれば品質面で問題になりにくく、
トラブルが発生しにくいと考えられるからです。
また、安ければ100円程度で仕入れできる可能性があり、
本によってはプレミアがついて高値になることも多いからです。

「せどり」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、
典型的には古本の転売を指すようです。

さて、ここで考えたいのはブックオフのような古本屋店舗から仕入れる場合です。
このとき、古物商の許可は必要になってくるのでしょうか。
ブックオフから仕入れたものは、いわゆる「古物」に該当するのかという問題です。

引っ張って申し訳ないですが、実際はまだ賛否がわかれています。
が、基本的には必要ないと考えていいでしょう。

古物営業法では、何の制限もなく端的に
「古物」の売買をするときには営業許可が必要であると定められています。
そうなれば、ブックオフからの仕入れも古物にあたるという考えになると思います。

ただ、大原則として古物営業法の1条で
「盗品などの売買の防止、速やかな発見などを図るため」に
営業許可などの規制をすると目的が明記されています。
つまり、ブックオフなどの古物商店舗からのモノの取得及び転売は、
すでに盗品チェックなどがブックオフで完結しているので、
法の目的の範囲外であると解釈できるからです。

目的が達成されているわけですから、
法律上では営業許可が必要というふうに記載されていますが、
一種の建前だと受け止めておいて問題ないでしょう。

2.インターネットオークションで仕入れて転売

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転売ビジネスを解説している本では、インターネットオークションで
仕入れて、転売することが紹介されているものが多くあります。

このような方法で、個人から転売目的で中古品を仕入れる場合には
古物商の許可が必要となるのは、先程の法の解釈から言っても間違いないでしょう。
これは典型的な古物売買であり、対面であるのとなんらかわりがないからです。
ですので、もしオークションやメルカリのような個人から、
転売目的で中古品を仕入れた場合は、古物商として届け出を行うことは
やっておいた方がいいでしょう。

ですが、古物商として届け出を行ったとしても一つ問題が生まれます。
それは、古物を買い受けるときに本人確認などを行うことが
義務付けられているという点です。
オークションで個人の方から免許証などの書類を確認させてください。
年齢・職業を教えてください。なんて聞けるはずがありません。
古物を扱う点で言えば大切なことではあるのですが、
不用品を販売するだけのつもりの出品者からしたら違和感しかありません。

ただそうなると、インターネットオークションで仕入れて
転売するのは難しいのではないかと考えられます。
ここでそれでも大丈夫と言える理屈ですが、
Yahoo!などのプラットフォームがあなたの代わりに本人確認をしてくれている
ということですね!

第1条に示されているように、目的は盗品などの早期発見が目的です。
誰から買ったのか。わかるための仕組みですから、
Yahoo!が代わりにやってくれていると考えることもできますね。

どちらにしろ、本人確認の問題はクリアしたとしても、
古物商の許可があることは前提になります。

3.新品未使用品を転売

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中古品が古物になるのは、普通の感覚としてわかりますが、
もう一つ転売ビジネスを行うと思ったときに気になるのが新品未使用品です。

古物の定義に
「使用されない物品で使用のために取引されたもの」
という文言が入っているのが気になりますね。

基本的にはリサイクルショップやネットオークション等から
新品未使用品を仕入れて販売する場合でも古物商の許可が必要だと考えられています。
たとえ新品未使用品であっても、盗品の流通を防ぐためには必要だからです。

では、その一方で、小売店から安売りされている商品(新品)を仕入れて
転売する場合はどうでしょうか。
この場合は、不要だと考えられています。
法の趣旨からすると小売店舗からの仕入れは盗品の流通の防止という必要性がないからです。

新品でも違法になる場合

新品でも違法になる場合があります
普通に店舗の商品を購入することは違法ではありません。
ですが、店側の商品が転売お断りの場合は話は別です。
そのような店の商品を転売し、店側にバレてしまった場合は、
店側から処罰を与えることもあります。
もちろん、無断で転売してしまった場合なので、
確認をしっかりしておくと違法にはなりません。

また、転売業者を歓迎している店舗もあります。
そちらの場合は、積極的に交渉してみるといいです。
普通より安く売ってくれたりしますよ!

輸入転売

輸入転売をします
商品を輸入して販売する場合、
個人輸入として仕入れてしまうと税率が安くなります。
そのため、転売目的での購入は税をごまかすことになるので
違法になってしまいます。

ですが、個人で商用目的で輸入する場合の転売は違法ではありません。
一定以上の量を仕入れると商用目的とみなされて違法にはならないのです。
個人輸入転売自体は違法ではないのです。

ちなみに輸入転売は、海外から輸入して国内で売る
というケースが大半なので古物商の許可は必要ありません。

チケットを転売

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少し前にジャニーズのコンサートチケット転売の話題や、
USJのチケット転売の話題があがっていましたが、
こうしたチケットなどの転売は違法なのでしょうか。

確かに、古物営業法という法律では問題ないのですが、
公共の場所で営利目的で転売をするとダフ行為に当たる可能性があります。
これはほとんどの都道府県で迷惑防止条例に盛り込まれています。
つまり、営利目的でチケットを売買することはやめておいたほうがいいでしょう。

また、仮にチケットを売ったとしても利用できない。
ということも起こります。
その場合は、トラブルにつながりますし、使えないことを
知って販売した場合、詐欺罪に問われる可能性もあります。

株主優待券を転売

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メルカリをみていると、株主優待券が出品されているのをよくみかけますね。
これはもちろん古物にはあたりませんし、
何らかの法令に抵触するということもないようです。

ただ、チケットと同様に株主優待券の転売を
その会社の規約によって制限している場合があります。
そのときには何らかの処置があるかもしれません。
たとえば、優待券を発行している会社が転売された
優待券を使用することを禁止しているときなどです。

転売する場合は事前に、その優待券の規約も読んでおきましょう。

会社員が副業を行う

会社員が副業を行うには?
副業で転売をされている方が多いですが、
現在勤めている会社の就業規則は確認されていますか。
また、会社の社内販売で売られているものを転売してしまうと
社内規則違反となり問題となってしまいます。

また、公務員はどのような場合でも転売で収入を得る行為はいけません。
国の法律で禁止されているので違法になります。

ですが、フリーマーケットは別です。
業者だけでなく一般の人も参加できるので違法にはなりません。
どうしても転売したい!というのであれば
フリーマーケットを上手く活用してみるといいでしょう。

まとめ

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転売ビジネスを始めるのは簡単ですが、
中古品を取り扱うとなるといろいろと課題もありますね。

ただ実際は、古物商の免許を取らずに
個人で転売ビジネスをしている人がほとんどです。

あまり個人で転売している人で逮捕されたという話は聞きませんが、
盗品であることを認識して販売してる場合は
やはり悪質なものとして摘発されています。

まずは古物商の許可が必要ない小売店仕入れからの転売を行い、
上がった収益で古物商の許可を取って、中古品の取扱いを始める
というのがリスク無くおすすめなのではないでしょうか。

古物商の許可というとなんだか本格的で気後れしてしまいそうですが、
手間はそれなりにかかりますが、難しいものではありませんよ。
警察署の防犯係が窓口で、詳しい取得方法は警視庁のホームページ
載っているので確認してみてはいかがでしょうか。

ルールはしっかりと把握した上で、ビジネスをやっていきましょう!

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