危機管理とリスクマネジメントの違い。事例とともに紹介。

危機管理とリスクマネジメントの違いについて理解はありますでしょうか。

よく「危機管理がちゃんとできていないから」とか耳にしますが、そもそも危機管理とはどういう意味でしょうか?

間違いやすいのがリスクマネジメントとの違いで、リスクマネジメントとは「これから起きるかもしれない危険に対して、事前に対策を考えておくこと」です。

それに対して危機管理は、「起きたことにどう対応していくかということ」「将来を左右する分岐点」です。

そこで今回はこの危機管理と、リスクマネジメントの違いについて詳しく検証してみます。

危機管理の基本とは

危機管理は「危機が発生した場合に受ける負の影響を最小限に抑え、その状態から早く脱出して回復できること」が基本となります。

危機管理においては、起こりうる危機や伴うリスクをリストアップすることが大切です。

危機が発生した時に何を行なえば、それによる影響を減少することができるのか、早期に危機から回復するために何を行なえば良いかを検討することが重要になってきます。

リスクマネジメントの基本

想定されるリスクは何なのか、そしてそれが起こらないためにリスクの原因となる事象の防止策を事前に検討して実行に移すことが必要です。

想定される様々なリスクを徹底的に洗い出して、もしもそのリスクが発生した時にどのような影響を受けるかを分析することが重要になります。

さらに各リスクの発生を抑止するための対策を検討して、影響度の大きさに従いながらリスク防止策を構築していくことが大切です。

また、一方で、リスクを冒すからチャンスが訪れるという考えもあります。

リスクの語源は、絶壁の間を船で行くという意味だと言われており、両岸絶壁の場所を越えなければチャンスに巡り合う機会を失うと言えます。

自ら覚悟して冒す危険=冒険であるとも言え、進むのもリスクかもしれませんが、このチャンスに飛び込まないのも、大きく飛躍するきっかけを見逃すということで、リスクと考えられるでしょう。

危機管理がちゃんとできていないと大変なことになる事例

2016年に週刊文春が報じたタレントのベッキーとゲス乙女の川谷絵音の不倫騒動で、その後に開かれた記者会見でベッキーは不倫を認めるも2人のLINEのやり取りが再び週刊文春で報道されたことで、ベッキーは全ての番組を降板させられます。

この事例などはまさに危機管理がちゃんとできていない例で、「起きたことにどう対応していくかということ」ということに関して言えば、もしベッキーがこの騒動の後に川谷絵音と連絡を取っていなければまた違った展開になっていたかもしれません。

リスクマネジメントがちゃんとできていると事前に危機を防げる

2017年2月24日に任天堂から著作権侵害行為と、不正競争行為で訴えられたマリカーが声明を発表しました。

マリカーとは普通運転免許証で運転できる1人乗りの公道カートのレンタルなどを行っている会社ですが、今回の問題はマリカーがカートのレンタルを行う時に任天堂からの承諾なく、マリオなどのコスチュームを貸し出していたことです。

マリカーはこのビジネスを始める前に、弁護士や弁理士などの複数の専門家と事前に相談をしていると主張しています。

まとめ

ベッキーの不倫騒動も問題が発覚してからの対応を間違っていなければ、ここまで大きな騒動になっていなかったかもしれません。

マリカーも声明文で任天堂の担当者とも協議や情報交換を行い、マリオが行っているサービスに対しても任天堂からも理解を得ているとしています。

もしそれが本当であればリスクマネジメントが、ちゃんとできていたはずです。

危機管理とリスクマネジメントの違いは結局はリスク(Risk)と危機(Crisis)の違いで、危機管理がこれから起きるリスクでリスクマネジメントは起きた危機の対応のことです。

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