50代を積極的に採用する企業が注目を集めています。
なんと、50歳以上しか採用しない会社も存在するとのこと。
終身雇用が崩壊した今の時代には40代や、50代での転職などは別段に珍しいことではありません。

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しかし、まだまだ40代や50代の中高年を積極的に採用する企業は少ないのが現状で、
例え新しい仕事が見つかっても正規雇用でなかったり、年収がダウンしたりすることも少なくありません。
そんな中でも50代を積極的に採用する企業もあり、今回は、
なぜこのような企業が中高年を積極的に採用するのか検証してみます。

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目次
50代を新卒採用する森下仁丹
口中清涼剤の仁丹のメーカーで知られている森下仁丹は大阪に本社がある、明治26年創業の老舗の医薬品メーカーです。
その森下仁丹が2017年3月1日から50代を対象に、前の仕事の職種を問わないポテンシャル採用で幅広く人材を募集する、「第四新卒」採用を始め注目を集めています。
森下仁丹が行っている募集職種は営業・商品開発・製造・新規事業開発に関するマネジメント業務などで、正社員として採用されますが前職でのマネジメント経験や、医薬品メーカーなどこの業界での就業経験は問われません。
森下仁丹が同年3月1日から始める求人広告のキャッチフレーズは
「オッサンも変わる。ニッポンも変わる」
で、入社後にやりたいことや本人のやる気といった点を判断基準して採用するようです。

・どんな価値を会社に提供できるか
というのが大切なんですね
森下仁丹の「第四新卒」では、年齢経験不問で倍率220倍!
給料について一切提示せず「年齢、性別問わず、やる気のある人」という条件で、実際に応募をしてきたのは、50歳前後がボリュームゾーンで、7割が男性、3割が女性とのことでした。
その状態で、10人の採用枠に対しての応募は約2200人とのことですので、倍率はなんと220倍です。
採用した人の中に、元IT業界で働いていた48歳の方がおり、「IT業界なんて、48歳にもなったら仕事がないですよ」という言葉が採用担当者にとって印象的だったとのことでした。
彼はもともとマイクロソフトでバリバリ仕事をされていた方で、その後、何度か転職され求職活動中だったそうですが、
なかなか求人自体がないそうです。
また別の方は、介護のために実家に戻らざるを得なくなって退職したという人もおり、現代において、50歳前後で仕事を探すことの難しさを物語っています。
女性は、出産や介護、病気などで一度退職すると、なかなか再就職は難しいと言われていますが、女性に限らず、男性も同様です。
日本は年功序列が非常に強く根付いていますので、やりたいことがあっても、逆にやれなくなってしまうという背景があるのではないでしょうか。
そこで、「オッサンも変わる。ニッポンも変わる。」のキャッチフレーズが、多くの50歳前後の人たちに心に刺さったのかもしれません。
50歳以上しか採用しない会社
ウェブ上に50歳以上しか採用しない会社の社長の、インタビュー記事が掲載されていてとても興味深いものなのでご紹介します。
取材者がその会社を訪問して若手の社員がいないことを不思議に思い社長に尋ねると、
その社長は「50歳以上の人しか採用していません」と答えています。
さらに採用基準があり人生を変えたいという人だけを採用しているようで、
人生を変えるにはほんのちょっとのことをするだけでいいとその社長は答えています。
どういうことかと言えば、
人生を変えるのは一発逆転ではなく些細な日常の習慣で、
早起きしたり通勤時間に必ず本を読むとかで電話を毎日10本した社員はトップ営業になり、心を込めてメールを書いた社員はリピート率がナンバーワンになったと言います。

若々しくするためには、まずは考え方や行動に変化を加えることが大事なのかもしれませんね
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「50歳以上を採用する」会社にとってのメリット3つ
ここでは「50歳以上を採用する」会社にとってのメリットをご紹介します。
このポイントを押さえれば、50歳以上の転職もうまくいくかもしれません。
➀経験や知識が豊富
一番のメリットはこちらです。
経験や知識が豊富なことから、教育を省くことが出来ますので、素早く結果を出せると採用する会社は期待しているのです。
転職をされる方は
・今まで自分が行ってきた仕事
・自分が今までに出した実績
・どのように前の会社で貢献してきたか
などを書き出してみましょう。
②若い会社にとっては刺激になる
出来て間もない会社や若い人が多い会社には50歳以上の方にとっては刺激になります。
・こんな風に商談をまとめてくるのか
・こんな風に50歳の人は考えるのか
など、会社にとって良い刺激になります。
③若い会社にとっては組織のバランスが良くなる
出来て間もない会社や若い人が多い会社は、
・就労規則が崩壊
・パートの人が働きづらそうにしている
といった現状もありますので、そこに50歳以上の人が入ると、組織のバランスが良くなります。
また、新しく取引をしようと考えている人からは「若い人ばかりの会社は不安」という印象も持つことも多いので、幅広く会社からの受けもよくなるかもしれません。
「50歳以上を採用する」会社にとってのデメリット5つ
ここでは「50歳以上を採用する」会社にとってのメリットをご紹介します。
このポイントをうまくカバーすることが大切です。
このデメリットは50歳以上を採用する会社は絶対に意識しているポイントとなりますので、面接の際にも自分の強みと合わせてうまくアピールしましょう。
➀人件費が高い
50歳以上となると知識や経験もあることから、その能力や仕事で出してくれるであろう結果への期待から、採用する会社は高い給料を支払うことになります。
しかし、大切なのは年齢ではなく、「会社で結果を出せるか」です。
若い人では出せない仕事での結果を出すことが出来るように精一杯頑張りましょう。
②変な仕事の癖がついている
無意識に変な仕事の癖がついており、その癖を修正するのに労力がかかってしまうということを懸念している会社もあるかもしれません。
謙虚に、指摘されたらすぐに変化に対応できることなどをアピールしましょう。
「頑固オヤジ」「頑固ババア」などという印象を持たれないようにしましょう。
③若い人が多い会社だと馴染むのに時間がかかるかもしれない
若い人にもすぐに順応できることもアピールしましょう。
変に若作りする必要や知ったかぶりをする必要はありませんので、
・50歳なりのかわいげ
・50歳なりの人柄
・50歳なりに新しいことを積極的に学ぶ姿勢
など、若い人から「イタイ」と思われないように「かわいげ」をうまく出せるようにしましょう。
若い人たちに余計な気を遣わせるようなことをしてはいけません。
④若い人に比べると体力がない
若く体力がある人は長時間の残業が続いても比較的ピンピンしていますが、高齢となると体力の衰えを採用する会社は気にする恐れがあります。
普段から運動するなどして、体力の衰えに対して対策をしましょう。
⑤若い人に比べると長く働けない
・30歳の人を採用する場合
・50歳の人を採用する場合
この二つを比べると、30歳の人に業務を教えたほうが長く働いてもらえるので採用する会社にとってはメリットです。
これをカバーするのも「仕事で結果を出すこと」になりますので、
30歳の人に負けないくらいの結果を仕事で出しましょう。
まとめ
今の日本では経験豊富な40代や50代の中高年の方々にとっては受難の時代で、給与とスキルが一致しないという理由からなかなか仕事が見つからなかったり、転職できても年収がダウンしたりしています。
しかし、中には素晴らしいスキルや才能を持っている、40代や50代の方々もたくさんいるはずです。
要は経営者が中高年の方々のスキルや才能を活かすような仕組みや環境を作れば、これからの日本の将来はもっと可能性に満ちたものとなるでしょう。
そうはいっても人生100歳まで生きると言われています。
100歳まで生きるとなると、50歳というのはまだまだ折り返しです。
のこり50歳分生きるとなると、
・能力もまだ伸ばせる
・仕事も今よりもっと取り組む時間が増える
・年金を受け取れる年齢の引き上げ
ということもありますから、今よりももっと健康に気を付けて、収入を維持して、さらにはアップしていく必要があります。

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最近だと早期退職を募集する会社も増えているしなぁ