グローバル化の時代は国際結婚も当たり前?本当にうまくいくのか

2014年9月29日から2015年3月28日まで放送されたNHKの朝ドラ「マッサン」では、ニッカウヰスキーの創業者の竹鶴政孝氏とスコットランド人の妻のリタの国際結婚を描いた物語でした。
大正時代に一人でスコットランドへ渡り、国産のウイスキー製造に情熱を燃やす竹鶴政孝氏が、スコットランド人の女性と恋に落ちて国際結婚します。

この当時は今と比べるとまだまだ国際結婚は珍しいことでしたが、今の時代は国際結婚も当たり前となってきました。
社会的な変革の多い昨今では、自らの人生観や社会観に行き詰まりを感じ、異文化への憧れが強くなるのかもしれませんね。

インターネットでの出会いがきかっけとなってゴールイン、なんてことも少なくない昨今ですが、実は昔も今も国際結婚で幸せをつかむ秘訣は変わりません。

そこで今回はグローバル化が進む時代の、国際結婚の実態に迫ってみます。

16組に1組の国際結婚が近年は30組に1組に減少

16組に1組の国際結婚が近年は30組に1組に減少
厚生労働省が毎年発表している「人口動態調査」には日本人の出生・死亡・婚姻・離婚に関するデータが掲載されています。
それには国際結婚したカップル数と配偶者の国籍別のデータも掲載されていて、最も国際結婚が多かったのは2006年の4万4701組でこの数字は日本人の16組に1組が国際結婚をしていることになります。

ただその後は日本人の国際結婚数は減少傾向で、2013年の国際結婚したカップル数は2万1488組で半分以下も減っています。
これは結婚した30組に1組のカップルが国際結婚していることを示し、日本人男性が外国人と結婚するケースのほうが日本人女性が外国人と結婚するケースよりも多いのです。

ただ日本人男性が結婚する相手は中国人・フィリピン人・韓国人の順に多く、中国人の場合は国際結婚を斡旋する業者の存在が大きいようです。

国際結婚は本当に上手くいくのか

国際結婚は本当に上手くいくのか
アンケート調査によるとまだ未婚の6割以上の女性が国際結婚に興味があると答えていて、その理由として外国人男性はカッコイイとかハーフの子どもを欲しいなどを挙げています。

しかし憧れだけで国際結婚しても上手くいくことはなく、これはアジアの女性と結婚する日本人男性にも言えます。
フィリピンの他にもタイ人女性と結婚する日本人男性は多いのですが、その多くがお金が目的の結婚で日本人男性に車や家を購入されたら姿を消してしまうパターンです。

年齢や容姿は問題ではない!

年齢や容姿は問題ではない!
ここまでネガティブな情報が多かったですが、ここで一つ朗報です。
外国人は結婚においてあまり年齢を重視しません。
日本人にありがちな「結婚は愛の終着点」という発想があまりないからなのでしょう。

もちろん愛は必要ですが、それは必須要素の一つにすぎません。
外国人は男女を問わず、仕事、キャリア、教養への評価を優先する人が多く、身ぎれいにしていれば容姿にもこだわらない人が多いようです。

わざわざ海外に行く必要はありません

わざわざ海外に行く必要はありません
現代では国際的なフェスタや外国人向けのバー、交流イベントなど様々な場面で外国人と出会える場があります。
マッチングサイトなど、インターネットを介した恋愛や結婚にも前向きな人が多いようです。
外国人との婚活パーティーなども多く企画されています。

パートナーとして日本文化や日本語に長じていることは、頼りになると感じてもらえる最初のステップです。
異文化になかなかなじめないでいる外国人にとって、積極的に話をしてくれる相手は嬉しいものです。

中でも欧州人は、自分とは違ったタイプの人間を付き合うことで、ものの見方や考え方が勉強になると感じるのだそうです。

もしも人生に行き詰った時、二人が同じような考えの持ち主であれば、停滞もしくは暴走し、結婚自体が破綻してしまいかねません。
ですが違った考えを持つ二人なら、互いを制御し合い協議を重ねることが可能です。
そんな意味でも、グローバル婚は刺激的で良いのではないでしょうか。

結婚の成功と身体の相性は別物

結婚の成功と身体の相性は別物
外国人の中には宗教的な観点から、肉体関係と結婚を別に考えている人も多いのだとか。
そのため、一夜を共にしたからといって、お付き合いができるわけでもありません。

長く幸せに生活をするためには、人間としての相性が何よりも重要。

グローバルなお付き合いというと、ついつい舞い上がってしまい、相手のいいところと悪いところを正しく評価できなくなりがちです。
たとえ結婚にこぎつけたとしても、共に生活していれば互いへの不満は必ず出てきます。
そのためにも、日頃から言葉でのコミュニケーションが大切になってきます。

「外国人なら誰でもいい」はNG!

「外国人なら誰でもいい」はNG!
外国人の見た目の美しさやスタイルの良さだけを見て、学歴やキャリア、お金の問題を考えずに結婚する人が案外多いのだと聞きます。
同じ日本人を結婚対象に選ぶとしたら、きっと皆さんしっかりと理想を追い求めるはずです。

相手との文化や言語の壁があるからこそ、しっかりと精査しなくてはなりません。
とにかく結婚をして、あとはなんとかなる!なんていう考えではまずうまくいくはずがありません。

人によってパートナーに求める優先順位は違うはずです。
お金、キャリア、学歴、容姿、性格などなど。
「こういう組み合わせならうまくいく!」という定型は決してありません。

出会って数日で結婚に踏み切り、その後末永く幸せに暮らすカップルもいれば、お互いにキャリアとお金を持ちながら、数年で離婚してしまうというケースもあります。

ただ、成功する結婚に共通する点があるとすれば、互いの仕事観や人生観がしっかりしているということが一つの指標になるるでしょう。
自分の仕事や人生設計に真剣に向き合っている人は、誰に対しても真摯に向き合える人のはずです。

ここで注意しなければならないのは、「自分だけには優しい、自分だけを尊敬してくれる」という相手です。
パートナーだけをあげて他を見下すような人間が、誠実な人であるわけはありませんよね。

パートナーとしての資質をはかる一つのポイントとして、コンビニやお店の店員さんにどうやって接しているか、というものがあります。
ぶっきらぼうに接する人もいれば、会計後にありがとうと一言伝える人もいます。
その時の態度が、いずれパートナーとして末永く暮らしていく中で、自分に向けられる態度なのだそうです。

そうした日常の細かい部分からも、将来性というものは見えるのですね。

異文化の中でも同じ価値観を維持するのが大切

異文化の中でも同じ価値観を維持するのが大切
国や文化が違っても、価値観の似ているカップルは長続きしやすいといいます。
特に職場結婚だと共通の話題や不満なんかも共有できるでしょう。

ネットマッチングや婚活パーティーで知り合うとなると、一からお互いの情報を探らなければなりません。
場合によってはカップル内での経済格差からうまくいかなくなってしまうことも。

しかし職場での出会いであれば、少なくともキャリアや教養、倫理観、経済面などの必須項目はクリアしている場合が多いのではないでしょうか。

また長く共に暮らすとなると、家計に対する意識や子供への積極性、休日の過ごし方など、チームワークが要される場面が多くなってきます。
そういった部分の価値観が近いということは、幸せな結婚生活においてかなりのアドバンテージとなるでしょう。

さらに、笑いのセンスが似ているということも、けっこう大きなポイントだったり。
ちょっとした出来事で笑えるというのは、家族円満の秘訣なのではないでしょうか。

SNSを参考にするのは危険

SNSを参考にするのは危険
ブログやSNSを見ると、外国人と日本人のカップルの華やかな生活が見て取れます。
しかし、一見誰もがうらやむような生活をしているように見えて、その実態は正反対なんてこともしばしば。
中には生活保護や仕送りがなければ暮らしていけない人もいるのだとか。

外国に住む日本人の中には、治安の悪い地域に怯える生活も少なくないようです。
そうした現実を避けるためにも、自分とパートナーの経済状況やキャリアには日本人同士の結婚以上に敏感にならなければなりません。

また、SNSでハーフの子供はかわいい、かっこいいとちやほやされがちです。
しかし日本では好奇の目を避けられませんし、外国ならばいじめのきっかけになることも。
ビザやバイリンガル教育などのアイデンティティに関する問題は、ただでさえ大変な子育てのさらなる障害となることでしょう。

ですから、一見うらやましく見えるネットのグローバル結婚談には、思わぬ落とし穴があることを忘れないように。

それでもグローバル婚を目指す人へ

それでもグローバル婚を目指す人へ
結婚の本質は日本人同士、外国人とで変わりません。
それが外国人とする場合、いくらか障壁が多いということ。
長く幸せな生活を続けるには、「人間同士の共存」「他者との関わり」を大切にすることです。

パートナーの気持ちを言葉にしてもらい、自分も気持ちを言葉で伝える。
人間として当たり前のことですが、なかなかちゃんとできる人は少ないのではないでしょうか。

いくら努力をしてもすれ違う、それは日本人同士でも同じことです。
離婚という悲しい結末を迎える可能性も、日本人同士の結婚より高いでしょう。

それでも社会的な視点からではなく、家族という小さなコミュニティで幸せを掴みたい方には、グローバル婚はおすすめできるかもしれません。

あとは努力。
自らの人間性やバイタリティを駆使して、一生涯のパートナーを見つけ出せるよう、頑張ってみましょう。

まとめ

国際結婚、憧れますよね
それでも国際結婚して、幸せに暮らしている日本人もたくさんいます。
ただそれにはカップルのどちらかが配偶者とコミュニケーションを取るため、言葉ができないと絶対に国際結婚は上手くいきません。

特に日本で結婚した外国人には、頼ることができる知人や友人はそこまで多くないはずです。
そこで生命線となってくるのが、パートナーである日本人。
言葉や文化の違いにぶち当たっているパートナーのために、外国人交流の場を探してあげるのも大切ですね。

それと国際結婚してどちらの国に住むかでも、状況は大きく違ってきます。
仮に日本人女性がアメリカ人男性と結婚してアメリカに住むとすれば、英語ができないとご主人とのコミュニケーションも取れないし、言葉だけでなく生活習慣も考え方も全て違います。

国際結婚も日本人同士の結婚も、互いの気持ちを言葉で伝え合うことが大切です。
パートナーか他人かを問わず、人間同士の関りを大切にすることが、幸せへの第一歩だと言えます。

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