2020年を目途に中国にハウステンボスをオープン

ハウステンボスは1982年12月に長崎県佐世保市にオープンしたテーマパークで、オランダ語で「森の家」という意味でオランダの街並みを再現しています。
総面積は152ヘクタール(約46万1干坪)と東京ディズニーリゾートとほぼ同じですが、単独のテーマパークとしては国内では最大規模を誇っています。
初期投資費用は2000億円を超えていて1996年度の入場者数は約380万人でしたが、2001年度の入場者数は292万人と大きく減少し2003年に改正会社更生法の第1号適用を申請して破綻に追い込まれています。

 

 

H.I.S.によって経営再建されたハウステンボス

 

 

 

2010年3月には経営状態の悪化によってそれまで経営再建を行っていた野村プリンシパル・ファイナンスが支援から手を引くことになり、新たにハウステンボスの経営再建を引き受けたのが旅行代理店のH.I.S.でH.I.S.の創業者の澤田秀雄氏がハウステンボスの社長に就任しました。
澤田秀雄氏は当初はハウステンボスの支援はするがの経営はしないつもりでしたが、九州の財界人からの強い要請もありハウステンボスの社長に就任します。
社長に就任するにあたり澤田秀雄氏は約60億円あった金融機関の債務の8割を放棄させ、残りの債務も九州の財界から出資されたお金で弁済し、債金ゼロの状態で経営を開始し初の営業黒字に成功しています。

 

 

中国にオープンするハウステンボスは上海の近郊都市が候補地

 

 

 

毎日新聞のインタビューに答えて澤田秀雄氏は2020年を目途に中国の上海から鉄道で30分から1時間の距離にある、人口2000万~3000万人程度の都市にハウステンボスをオープン予定としています。
投資額は約1000億~2000億円で広さは長崎県にあるハウステンボスとほぼ同じ規模ですが、ヨーロッパの街並みや花と緑をテーマにした音楽イベントなどだけでなくジェットコースターなどのアトラクションの導入も予定されています。
入場者数は年間3000万人と日本のハウステンボスの約10倍を見込んでいて、中国のハウステンボスが成功すればベトナムなど他のアジア地域でも同じようなテーマパークを展開する考えのようです。

 

 

まとめ

 

 

 

澤田秀雄氏はハウステンボスの経営再建を引き受けて開業以来、赤字だったハウステンボスを初めて黒字に転換した手腕の持ち主です。
コスト削減や入場者を増すためにハウステンボスの南側の3分の一を無料で入れるフリーゾーンにし、フリーゾーンには他の企業も参入できベンチャー企業による英語専用店舗などのユニークな施設も建設されました。
またロボットやVRを組み合わせたアトラクションの展開など、新しい試みにも積極的に取り組んでいます。

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投稿者プロフィール

橘 ゆかり
橘 ゆかり
ライター/2児の母/意外と物知り

旦那ともども副業に務める主婦です。
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